韓国の憲法裁判所は、尹大統領の弾劾審判の決定を13日に延期する方針を示し、結果が今週には出ない見通しとなりました。
要約すると韓国の憲法裁判所は、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の弾劾審判に関する重要な決定を、当初の予定から延期し、来週の13日に言い渡す方針を示しました。
これにより、尹大統領の弾劾審判の結果が今週中には出ない見通しとなりました。
憲法裁は、監査院長と検事3人の罷免の是非を判断するための弾劾審判を行っており、当初は11日か12日に宣告日を発表し、14日頃に決定が下される可能性が高いと考えられていました。
しかし、過去の大統領弾劾審判の例を考えると、最終弁論から約2週間後の金曜日に決定が言い渡されることが多いため、今週中の決定は難しいとの見方が広がっています。
憲法裁は、今週中に裁判官の意見をまとめる評議を終える予定で、18日ごろか21日に決定を言い渡す可能性があるとの観測もあります。
賛否が分かれるため、熟慮の末に結論を出す場合は、3月末に宣告される可能性も考えられます。
また、憲法裁は韓悳洙（ハン・ドクス）首相の弾劾審判についても、宣告日を公表しておらず、非常戒厳に関する事案の宣告を遅らせているとの見解も出ています。
尹大統領と韓首相の側は、憲法裁に対し、韓首相の弾劾審判の決定を先に出すよう求めており、両者の罷免の是非が同時に、または韓首相の罷免の是非が先に言い渡される可能性もあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/67f3746d84c42192b21204340249a876db0360ee