東京都が初めて選定した「介護WITH事業所」は、介護職員が趣味や夢を追いながら働ける環境を整備し、業界のイメージアップと人材確保を目指しています。
これは、今年度から始まった「介護WITHプロジェクト」の一環で、多様な働き方を推進する事業所を公募し、9法人13事業所が選ばれました。
選定された事業所には、奨励金として1法人あたり100万円が支給されます。
選定された事業所には、ラグビーのレフェリーや舞台俳優など多様な分野で活躍する職員が在籍しており、事業所側もシフト調整や長期休暇の配慮を行っています。
具体例として、社会福祉法人善光会が運営する葛飾区の特別養護老人ホーム「バタフライヒル細田」では、2024年の佐賀国体に出場するライフル射撃選手が所属しており、大会参加のための休暇を研修とみなす制度を整えています。
さらに、東京都は「介護WITHポータルサイト」を開設し、こうした事例を広く発信することで介護業界のイメージアップを図り、人材確保につなげたいと考えています。
介護職員の需給推計によると、26年度には約2万8000人、30年度には約4万7000人の介護職員不足が見込まれており、これに対する対策としても重要な取り組みとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/133aa900688bfad0a98625d8c2ac2751e1dc3735
「介護WITH事業所」に関するコメントは、制度の公平性や実効性に対する疑問が多く見受けられました。
特に、一部の特殊な職員が優遇されるだけの制度ではないかという懸念がありました。
コメントの中には、全職員に公平な処遇が図れる制度ではないとの意見もあり、東京都の取り組みが単なる「やってる感」に過ぎないのではないかという批判もありました。
また、介護職の賃金についても言及されており、近隣の飲食店と比較してデイサービスの時給が低いことから、介護職が不足しているのは賃金が安いからだと指摘する声もありました。
さらに、支給される100万円の使途について疑問を持つ意見もあり、具体的に誰のものになるのかという不安が示されていました。
全体として、制度の透明性や実効性を求める声が強く、東京都に対してより具体的な施策を求める意見もありました。
ネットコメントを一部抜粋
ごく一部の特殊な職員を優遇するだけの制度ではないのか。
介護職が足りないのは賃金が安いからだと思います。
楽な入居者さんばっかりだろうな。
100万円支給して、どうするの？どうなるの？
東京都ってバカなのか？