能登地震の影響で、石川県の住宅メーカーでは2階建てを平屋に改築する「減築」の注文が急増。耐震性向上とコスト削減が魅力で、高齢世帯からの需要が高まっている。
この減築とは、2階建ての木造住宅を平屋に改築することを指し、上部構造を軽くすることで耐震性を向上させる手法だ。
特に、2階を残したままの耐震改修に比べてコストを抑えられるため、注目を集めている。
金沢市の住宅街では、築50年以上の住宅が2階部分を撤去し、断熱改修を施すことで新築同様の外観に生まれ変わった。
この施工を行った喜多ハウジングによると、2階建ての住宅は土地の買い手がつかない状況が続いており、減築によって総床面積が6割ほどになったものの、2～3人世帯にとっては十分な居住スペースを確保できたという。
また、北陸3県（富山、石川、福井）では、地震以降の減築注文が前年比3.6倍に増加している。
同社の今井猛専務は、昨年の地震で多くの住宅が2階部分の重みに耐えられず1階が崩壊するケースが多発したことが、このトレンドの背景にあると分析している。
特に発注者には高齢世帯が多く、耐震性の向上を求める声が高まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b02995f0ce663b024b9a9765ba3c853eb2e8853
能登地震後の住宅事情に関するコメントでは、減築注文が急増している現状が話題となっていました。
特に高齢者が住む場合、2階建ての住宅が不要と感じることが多く、コンパクトで快適な住環境を求める声が多く見受けられました。
多くのコメントが、耐震性や断熱性を重視し、これらをしっかりと整えることで、住宅の資産価値を維持できるのではないかという意見を述べていました。
減築には建築申請が必要で、費用が数百万円かかる可能性があることも指摘されており、経済的な負担を懸念する声もありました。
ただし、リフォームを通じて快適な住環境を実現することができるという期待感も感じられました。
全体として、地震の影響を受けた地域での住宅事情が変化し、高齢者や家族構成に応じた住まい方の見直しが進んでいたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
減築だと、建築申請が必要な可能性が高いから、すごい金額がかかりそう。
年寄だけで住むようになったら、むしろ２階なんてジャマなだけですからね…
安心して暖かく、コンパクトに住めるよう改修すれば快適度もアップします。
数百万円はかかりそうだけど。
考えたね。
理屈なもんや。