NTTデータは新しいデータセンターの建設やAI基盤の実現、再生可能エネルギーの導入を進め、データセンターの資産最適化支援サービスも開始するなど、環境負荷の低減と効率化を目指しています。
現在、国内に13カ所のデータセンターを保有しており、関東と関西では新たなデータセンターの建設を進めています。
特に、京阪奈データセンター(30MW)は2026年2月、白井データセンター(50MW)は2027年3月に完成予定です。
グローバル展開としては、91拠点で1455MWを提供し、世界第3位のデータセンター事業者としての地位を確立しています。
新たに栃木県に建設予定のデータセンターは、100MWの電力を供給可能で、2028年度の開業を目指しています。
このデータセンターは、高発熱サーバーや最新の冷却技術を備え、AI基盤の実現に寄与します。
また、NTTデータは2040年までにNet-Zeroを目指し、再生可能エネルギーの導入を進めています。
特に、三鷹データセンターEASTでは、メガソーラーからの再エネ電力を使用し、年間440万kWhを供給予定です。
さらに、液体冷却技術の活用を推進するため、検証施設「Data Center Trial Field」を開設し、環境に配慮した冷却液の開発や、液体冷却システムの共同検証を行っています。
加えて、2024年12月には「データセンター資産最適化支援サービス」を開始し、老朽化したデータセンターの資産活用や処分に関するコンサルティングを提供します。
これにより、企業の経営課題を解決し、資本効率の向上を図ることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f1a6c4cb8945c85c9665da84c35033f4ff7017b7