大河ドラマ「べらぼう」第11回で寛一郎演じる馬面太夫が初登場し、視聴者を魅了。男気と富本節が涙を誘い、SNSでも話題に。
このエピソードでは、馬面太夫が女郎たちに見せる男気や、富本節の披露が涙を誘う演出となり、視聴者から「鳥肌モノ」と絶賛されました。
物語は、蔦重が女郎の絵本「青楼美人合姿鏡」を売り出すも、売れ行きが厳しく、祭の目玉として馬面太夫を招くことを提案されるところから始まります。
蔦重は馬面太夫の美声に心を奪われますが、彼は「吉原は好かねえんだ」と参加を拒否します。
過去に役者の出入りが禁じられた吉原に赴いた経験が影響しているようです。
しかし蔦重は諦めず、馬面太夫と共に女郎たちを引き合わせ、富本節を披露する機会を作ります。
この場面は特に感動的で、視聴者に強い印象を与えました。
馬面太夫の登場は、寛一郎の約3年ぶりの大河出演でもあり、SNS上では「寛一郎キター!」との歓喜の声が上がりました。
物語全体を通じて、当時の役者への差別や愛情が描かれており、視聴者に深いメッセージを伝えています。
次回以降の展開にも期待が高まる内容となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/300e7d9fe9de53890d94481723f1cf4aac71e3c5
視聴者は、寛一郎が演じる馬面太夫の魅力に心を奪われ、特に第11回における女郎たちが本物の浄瑠璃を聞いて涙するシーンが強く印象に残ったようです。
彼女たちの感情が視聴者にも伝わり、共に涙する感動的な瞬間が描かれていました。
蔦重のキャラクターが、情と商売を見事に融合させており、彼自身の熱意が周囲の人々に良い影響を与えている点が評価されていました。
また、彼が周りの人々から信頼される理由として、誠実さが商売の成功に寄与しているという意見もありました。
ドラマの中で描かれる人間関係の複雑さや、鱗形屋のキャラクターが単なる悪役に留まらず、過去の苦しみを理解する姿勢が評価されていることも印象的でした。
視聴者は、蔦重や馬面太夫の行動が人々の心を温め、理解し合うことの大切さを感じ取っているようです。
全体的に、感動的なストーリー展開が視聴者を惹きつけ、今後の展開に期待を寄せるコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
かをりの「けんどわっちは籠の鳥。
まことの芝居など見たことありんせん」の言葉で閃いた蔦重が、浄瑠璃が好きな女郎、新造、禿を吉原の外に連れ出し、馬面太夫と門之助の唄と踊りを見せた時にかをりたちが涙するのを見たら、もう一緒に泣いていました。
蔦重の上手いところって、情と商売が一致しているところだよなあ。
実際には聞いたことのない当世随一の浄瑠璃を、初めて聞かせてもらえた。
馬面太夫さんが、彼らの富本節を見て涙する吉原の人々の姿を目にし、二つ返事で祭りへの出演を承諾してくれたのも、鱗形屋孫兵衛さんが「耕書堂は市中の本屋と諍いを起こしております」という言葉に対し、「だったらなおさら、あいつを助けてやりたいねぇ」と応じてくれたのも、四民の外と蔑まれることの悲しさを、身にしみてご存知だからではないでしょうか。
鱗形屋を単純に悪役に描かないのが、このドラマの良いところですね。