ITエンジニアの採用市場では、企業の出社回帰が進む一方、エンジニアはフルリモート勤務を求める傾向が強い。70%以上が転職を希望しており、働き方の変化が注目されている。
この予測によると、企業がリモートワークから出社回帰を促す動きが広がっている一方で、ITエンジニア自身はフルリモートの勤務環境を強く求めていることが明らかになった。
具体的には、米Amazonが社員に対して週5日の出社を通達したことや、メルカリ、サントリーホールディングス、日清食品、パナソニックコネクトなどが出社を推奨する動きが見られる。
これは、ソフトウェアビジネスがリアルな世界と融合し始めていることが背景にあると山田CEOは指摘する。
特に、自動運転や物流関連の事業では、技術だけでなく現場の理解が求められるため、営業部門と開発部門のコミュニケーションが重要視されている。
さらに、ファインディが行った調査によると、ITエンジニアの半数以上がフルリモート勤務を維持しており、週5日出社しているのは約1割に過ぎない。
リモートワークの頻度が減った場合、28.5%のエンジニアが現職を続けると答えた一方で、70%以上が転職やフリーランスへの転向を希望しており、18.5%は年収条件が悪化しても転職を選ぶ意向を示している。
山田CEOは、ITエンジニアがQOLを重視する傾向が強まっていると述べ、今後の働き方の変化が転換点にあると強調している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1b708dbc9e044662c083f4f5e60a451425f6151b
コメントでは、ITエンジニアの採用市場の変化とリモート勤務の需要について多様な意見が寄せられました。
多くの人がリモート勤務の必要性を感じており、特にコロナ以前からリモートで働いていたエンジニアが多かったことが指摘されました。
出社回帰を望む声もある一方で、リモート勤務を好むエンジニアは、1社に専任する働き方を避けたいと考えていることが伝わってきました。
また、企業側では一律の制度を採用することで管理を容易にし、人材流出のリスクを考慮に入れているという意見もありました。
さらに、リモート勤務を希望する中小企業と、出社を求める大手企業の間での流れの違いも指摘されていました。
全体として、リモート勤務の需要が高まる中で、企業とエンジニアの働き方に関する考え方が分かれていることが浮き彫りになりました。
ネットコメントを一部抜粋
人数の多い企業だと、一律の制度にした方が管理しやすい。
エンジニアはコロナ以前からリモートが進んでいました。
顧客との窓口しかしていない人がいる。
さびしんぼうな経営者や役員、管理職はこんなことを思ってるんだろうな。
採用できない中堅から零細IT企業はリモート。