マイクロソフトとメタが好決算を発表したが、AI需要に対する懸念から株価は下落。特にマイクロソフトは増収増益も成長鈍化が予想されている。
要約すると米マイクロソフトと米メタが発表した2024年7~9月期の決算は、いずれも増収増益で市場予想を上回ったものの、株価は下落した。
特に、AI需要の増加に伴う設備投資が両社の成長を補えるかどうかに懸念が広がっている。
マイクロソフトの決算では、売上高が前年同期比16%増の655億8500万ドル、純利益が11%増の246億6700万ドルで、7四半期連続の増収増益を達成した。
しかし、24年10~12月期の売上高見通しが市場予想に届かず、決算発表後の時間外取引で株価は約4%下落した。
主力の「インテリジェント・クラウド」部門は前年同期比20%増で、特にクラウド基盤「Azure」は33%の増収を記録したが、成長率が鈍化する見通しも示されている。
CFOのエイミー・フッド氏は、AI需要への対応が追いついていないことを成長鈍化の要因として指摘し、今後のキャパシティー増強が必要であると述べた。
また、ビデオゲーム事業は61%の増収を達成し、特にアクティビジョン・ブリザードの買収が大きく寄与した。
これらの結果を受けて、両社の株価は市場の期待とは裏腹に低迷している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/26d06ad89f0c531baf16d8c5a0484f2848cf7778