KDDIの高橋社長が、増収増益を報告し、30GBプラン競争や次世代メッセージングサービスRCSへの意欲を示しました。UQ mobileの新プラン導入やセカンドSIM市場への取り組みも強調されています。
要約するとKDDIの高橋誠社長は、11月1日に行われた2025年3月期第2四半期決算会見で、同社の業績が増収増益であることを発表しました。
売上高は2兆8557億円、営業利益は5731億円で、前年同期比それぞれ2.8%増、2.3%増となりました。
この成長の要因として、通信ARPU収入の継続的な増加やデジタルトランスフォーメーション(DX)ビジネスセグメントの二桁成長が挙げられます。
一方で、楽天モバイルのローミングサービス収入とグループMVNO収入の減少が影響し、約112億円の減益要因となりました。
高橋社長は、次世代メッセージングサービスRCSや生成AI、衛星通信を活用した新サービスの展開にも意欲を示しています。
特に、30GB帯のプラン競争が激化している中、KDDIはUQ mobileにおいて「料金そのままで30GB超に対応する新コミコミプラン」を導入し、競争力をアピールしています。
しかし、この新プランがARPUに与える影響については慎重な姿勢を崩しておらず、今後の動向を見守る考えを示しました。
また、セカンドSIM市場での競争も活発化しており、KDDIはpovoの利用促進を図るために新たな特典を導入し、他キャリアの顧客にもアプローチしていく意向を表明しています。
全体として、KDDIは新たな料金プランやサービス展開を通じて、さらなる成長を目指していることが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/915c526c4ac5baafa6fe7d738dab1791eef955c8