金ETFの運用資産がビットコインETFを逆転。ビットコイン価格の下落と金の価格上昇が背景にあり、投資家が安全資産にシフトしていることが影響しています。
投資家たちが伝統的な安全資産である金にシフトしている背景には、ビットコイン(BTC)の価格が過去3カ月で19%以上下落したことが影響しています。
一方、金は同期間に12.5%の上昇を見せ、投資家の信頼を再び勝ち取っています。
特に、ビットコインETFは2024年1月に米国で上場して以来、資金流入が続いていましたが、Farside Investorsのデータによると、今年2月24日以降には約38億ドル(約5700億円)が流出しています。
この流出は、投資家がリスクを避け、より安定した資産に資金を移動させていることを示唆しています。
対照的に、ワールド・ゴールド・カウンシルによると、金ETFは先月、2022年3月以来の最高の月間流入額を記録しました。
ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、金ETFがビットコインETFから「王座を奪い返した」とコメントしており、その背景には金の価格上昇があると指摘しています。
金は3月14日に史上初めて1オンスあたり3000ドルを突破し、4月期日の金先物も同様の水準に達しました。
このような市場のボラティリティや地政学上の不確実性が、安全資産への需要を高め、金の価格を押し上げる要因となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9c106eefa64184e05597d1814210f2349f104243
ビットコインETFが金ETFを逆転した理由に関するコメントでは、さまざまな意見が寄せられていました。
多くのコメントでは、ビットコインの価格上昇が小口投資家の余剰資金によるものであると指摘されており、今後の景気低迷がその影響を及ぼす可能性があると懸念されていました。
また、金の安定性が強調され、工業原料としての需要もあるため、金は価値が残ると考えられていました。
ビットコインは何かの影響で価値が消失する可能性があるため、両者の比重を考えるべきだとの意見もありました。
さらに、ゴールドとビットコインへの資金流入が交互に起こっている様子が見受けられ、ゴールドが最高値を更新した際にはビットコインも高騰するという関係性が示唆されていました。
暗号資産にはアンチ派も存在するものの、双方に余剰資金を使って積立投資を続けることが重要だとの意見もありました。
最後に、ビットコインは大幅な下落をせずにレンジを維持していることから、クジラや国、企業がコッソリと買い増している可能性も指摘されていました。
ネットコメントを一部抜粋
ビットコインの価格上昇は、小口投資家が有り余った手元資金を投じてきたことが大きな要因ではないかと思っている。
金は最悪モノは残るし、工業原料としても電子回路などの原料としても需要がある。
ゴールドとビットコイン交互に資金流入してる感じ。
特に「暗号資産」にはアンチ派も多い様ですが、要は「双方(余剰資金で)積立投資し続ければ良い」だけの事では。
ビットコは大幅に下落せずレンジ。
様子見ガチホ?コッソリとクジラや国、企業が買ってるのか?