株式会社姫山商事が破産申請、ダイヤモンド価格下落が影響し事業継続の道へ
申請代理人は石川諒弁護士（東京富士法律事務所）で、負債総額は11名の債権者に対して27億4498万円に上ります。
姫山商事は、ブライダル向けのダイヤモンドを中心に事業を展開し、原石の買い付けから販売までを一貫して行う体制を整えていました。
2019年8月期には売上高が約30億円に達していましたが、ダイヤモンド価格の下落が影響し、2022年8月期には売上高が約6億円にまで減少しました。
この業績不振により資金不足が深刻化し、資金繰りが限界に達した結果、破産申請に至ったとされています。
なお、姫山商事のリユース事業は、株式会社クロード・エンタープライズ（台東区）が引き継ぎ、事業を継続していることが関係者から報告されています。
姫山商事は1983年に設立され、資本金は1億円でしたが、経済環境の変化により事業運営が困難になったことが、今回の破産申請の背景にあると考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1ccdf9c9318663bb3b9a278172395dbd6c77b4b2
姫山商事の破産申請に関するコメントは、ダイヤモンド市場の厳しい現状を反映していました。
多くの人が、ダイヤモンドの需要が減少している理由として、結婚しない人が増えたことや、婚約指輪の需要が低下していることを挙げていました。
特に、最近は人造ダイヤモンドが流行しており、その透明度の高さから見分けがつかない状況も指摘されていました。
さらに、質屋での取引においても、人工ダイヤモンドの見分けが難しくなっているという意見がありました。
これにより、ダイヤモンドの価値が低下するのではないかという懸念が広がっていました。
また、高額な商品の購入者がバブル世代以上であり、現在は買い手が少ないとの意見もありました。
破産する会社がなぜ多額の借入を行えたのか疑問に思う声もあり、経済の仕組みに対する興味が示されていました。
全体として、ダイヤモンドの価値や市場動向に対する懸念が多くのコメントに見られ、人工ダイヤモンドの影響が強く意識されていることが分かりました。
ネットコメントを一部抜粋
ダイヤモンド関係は厳しいよね。
最近電車に乗っていて思うのが指輪をしている人が減りました。
しょせんダイヤモンドは炭素の塊。
人工ダイヤで十分ですからね。
ダイヤモンドに価値はないということが世間にバレて売れなくなったのかな。