KDDIは2025年度上期の決算を発表し、売上高が前年同期比2.8%増の2兆8557億円に達した。ローソンとの提携や5Gネットワークの強化、AI活用の法人事業の成長を目指し、持続的な成長戦略を進めている。
要約するとKDDIは2025年3月期第2四半期の決算を発表し、売上高は2兆8557億円で前年同期比2.8%増、営業利益は5731億円で同2.3%増と順調な成長を示した。
通信ARPU(ユーザー1人当たりの収入)が増加し、特にauブランドでは3%、UQ mobileでは7%の伸びを記録。
また、UQからauへの移行が前年同期比で2倍に増加し、スマートフォンの加入数も増加傾向にある。
KDDIは今後、顧客基盤の拡大と付加価値の創出に注力し、ローソンとの提携を強化することで新たな価値を提供する方針を示した。
5Gネットワークの品質向上にも取り組んでおり、低軌道衛星のStarlinkとの連携を進め、年内のサービス開始を目指している。
法人事業では、IoTやデータセンターの成長が顕著で、上期の売上高は6724億円で前年比13.1%増。
AIを活用したビジネスプラットフォーム「ワコンクロス」による小売業のDX推進も進行中。
株式分割と自己株式取得を通じて新たな個人投資家層の拡大を図り、持続的成長を目指している。
髙橋社長は、業界全体のDXを進めるため、AIスマホの普及やエンタメ分野への取り組みも強調し、今後の成長戦略を示した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3b654c67bfeb3bbeea6ebade7ae0e32ff1785173