日産自動車は9000人の人員削減を発表し、営業利益と純利益がそれぞれ90%、94%減少。通期予想も大幅に下方修正され、経営体制の見直しを進める方針です。
上期の連結売上高は前年同期比791億円減の5兆9842億円で、連結営業利益は329億円にとどまり、売上高営業利益率はわずか0.5%となりました。
特に米国市場では在庫削減や激化する販売競争が影響し、モノづくりコストの上昇が収益を圧迫しています。
この結果、通期予想も下方修正され、連結売上高は14兆円から12兆7000億円、営業利益は5000億円から1500億円に減少しました。
日産の社長内田誠氏は、外部要因として中国の新エネルギー車の急速な拡大や米国市場でのハイブリッド車需要の高まりを挙げ、日産固有の課題として販売計画の未達成も指摘しました。
今後は9000人の人員削減や生産能力の2割削減、経営体制の見直しを行い、事業の安定化と効率化を図る方針です。
内田社長は、経営計画「The Arc」における初年度の厳しい状況に責任を感じており、経営会議メンバーと共に報酬の5割を自主返上することを決定しました。
また、株主への中間配当は見送り、期末配当については業績改善を見極めた上で判断するとのことです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/983c8611aa07de2c0c30c27947bbcdea1a38c54b
日産自動車の9000人削減と利益減少に関するコメントは多岐にわたりました。
多くの人が海外市場でも苦戦していることを指摘し、かつての日産のような魅力的な車作りを期待する声がありました。
特に、現在のデザインに対する不満が目立ち、かつてのスカイラインやシルビアのような個性的な車種が恋しいという意見が寄せられました。
また、90年代までの日産車の信頼性が高かったことを思い出し、現在の車両に対する信頼性の低下を嘆くコメントも多く見受けられました。
さらに、経営陣の責任を問う声が多く、特に新技術の開発が遅れていることや、消費者の期待に応えられていない現状が問題視されていました。
e-POWER技術の優位性についても疑問が呈され、実用性や市場のニーズに合った車作りが求められました。
全体として、日産には過去の栄光を取り戻し、魅力的な商品を提供するための改革が必要だという意見が強調されました。
ネットコメントを一部抜粋
日本国内ではパッとしなくても海外では売れているものと思っていましたが、海外でも苦戦していたんですね。
ほとんどの車種のデザインがダサい。
昔は個性(魅力)があった。
90年代までの日産車はトヨタ車に負けず劣らず故障も少なく、信頼できる自動車メーカーだったと思います。
経営陣の責任で一般社員や派遣社員がクビになる。
クビになるのは経営陣だろ。
日産のスポーツカーとかセダンとか好きだっけど、あんまり今の日産の車種に魅力は感じられない。