瀬谷俊雄さんが肺炎で死去。元全国地方銀行協会会長で、地域金融や企業再生に貢献した88歳の生涯。
要約すると全国地方銀行協会の元会長であり、東邦銀行の元頭取である瀬谷俊雄さんが、2023年11月11日午後7時10分に肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。
享年88歳。
福島県出身で、長年にわたり地域金融の発展に寄与してきた彼は、東京都に自宅を構えていた。
葬儀・告別式は近親者のみで行われ、後日お別れの会が開催される予定である。
瀬谷さんは1990年に東邦銀行の頭取に就任し、2004年には全国地方銀行協会の会長に就任した。
彼は民間出身者として、旧大蔵省や日銀OB以外の人物が27年ぶりにこの重要な役職に就くこととなり、地域金融の視点から郵政民営化に対して厳しい意見を述べたことで知られている。
また、2012年には中小企業再生を目的とした官民ファンド、地域経済活性化支援機構の前身である企業再生支援機構の社長に就任し、日本航空などの再建に取り組んだ。
彼の死は地域金融界にとって大きな損失であり、多くの人々が彼の業績と貢献を忘れないだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22425bd564b9bdfbb8fea9b83ffb1e5a4c413b5d