中部電力が浜岡原発2号機の原子炉解体を開始。商用炉では国内初で、2042年度までに廃炉完了予定。
この解体作業は商用炉としては国内初の試みであり、2042年度までに廃炉を完了する計画です。
浜岡原発2号機は、静岡県御前崎市に位置し、2009年から廃炉作業が進められています。
廃炉の理由としては、原発の耐震補強にかかる高額な費用が挙げられます。
解体作業の前段階として、これまでに使用済み核燃料の搬出や発電設備の撤去が行われていましたが、今回の解体作業では原子炉圧力容器の上部にある蓋の解体が始まりました。
中部電力は、今後さらに放射線量が高い原子炉の中心部分の解体に入る予定で、安全に配慮しながら作業を進めていく考えです。
浜岡原発2号機の廃炉は、今後の日本のエネルギー政策や原発の安全性に関する議論においても重要な事例となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e046dddf7a5b79a7712d1a39b04074dd795c97c5
浜岡原発2号機の廃炉が国内初であることに関して、ネットのコメントではさまざまな意見が寄せられました。
多くの人が、作業員の安全や廃炉作業の進行方法に懸念を示していました。
特に、イギリスの廃炉事例と比較し、日本での短期間での廃炉完了が本当に可能なのか疑問を持つ声が多く、慎重な対応が必要だと感じている方が多かったです。
また、廃炉にかかる費用が電気代に反映されることや、高レベル廃棄物の処理先についての不安も指摘されました。
地震や津波などの自然災害が発生した場合のリスクについても懸念が示され、原発の立地に関する意見も出ていました。
全体として、浜岡原発の廃炉作業が安全に行われることを願う声が多かったです。