ChatGPTの最新モデルGPT-4.5がドラえもんを描く実験が話題に。従来モデルとの比較で技術の進化を実感。
この投稿はX(Twitter)で64万件以上の表示、7000件を超える「いいね」を集め、多くの人々がその結果に驚いています。
検証は、GPT-4.5と異なる特性を持つAIモデル「o3-mini-high」(2024年12月リリース)を比較する形で行われました。
具体的には、両モデルに「ドラえもんをsvg(フォーマット)で描いてみてください」と指示し、その仕上がりを比較しました。
まず、「o3-mini-high」が描いたドラえもんは、カラーは正しいものの、目やヒゲのパーツ配置や配色が乱れ、知っているドラえもんとは全く異なる姿になりました。
その結果、まるで新しいキャラクターのように見える仕上がりでした。
一方、GPT-4.5が描いたドラえもんは、表情に若干の違和感はあるものの、パーツ配置や配色が大幅に改善され、一目でドラえもんと認識できる仕上がりになりました。
鈴や赤の首輪までも忠実に描かれており、けんすうさんは「4.5は『svgでドラえもんを描く能力が極めて上がった』」とコメントしています。
このように、GPT-4.5は幅広いタスクに対応できる一方で、o3-mini-highは科学や数学、プログラミングに特化していることが、仕上がりの差に影響しているようです。
この投稿には「俺よりうまい」「完全に人間レベル」といった驚きの声が寄せられ、AI技術の進化に対する感嘆の声が多く見られました。
また、シュールな仕上がりに対して「おもしろすきるw」といった反応もあり、AIの可能性と奥深さが浮き彫りになっています。
実際の描画過程は、けんすうさんのYouTubeチャンネルで見ることができます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bdd9a7c283415d0e53a754fb0ad76e5ed08cb4c3
コメントの内容では、ChatGPTがドラえもんを描く際に著作権の制約があることが多くの人に認識されていました。
具体的には、ドラえもんに酷似したキャラクターの生成は可能であるものの、完全にドラえもんそのものを描くことはできないという意見がありました。
また、AIがドラえもんを描くために必要な要素を学習していることに触れるコメントもあり、技術の進化に対する驚きが表現されていました。
描画のポイントや、目の位置に関する具体的なアドバイスも寄せられ、AIの描画技術に対する期待感が伝わってきました。
さらに、AIによる描画結果が美しいと評価する声や、昔の描き方を思い出させるようなコメントもあり、親しみを感じる人が多かったようです。
著作権に関する懸念も示されており、AI技術と法律の関係についての議論が必要であることを示唆していました。
ネットコメントを一部抜粋
著作権の関係でドラえもん描いてくれません。
強化学習型AIは、ドラえもんを構成する要素を学習していることがわかるね。
ドラえもんを描くポイントは目の位置を青と白の境界線上にすることだそうです。
こんなに美しい間違ったドラえもんは初めて見た。
まさに昔よく描いてたニセドラそのものではないか。