ビットコインが8万4000ドルを超え、暗号資産市場が活況を呈しているが、アナリストは再び下落するリスクを警告。米国株の調整が影響を与える可能性も。
米国株式市場の好調が背景にあり、リスク資産への投資が拡大している。
ビットコインは過去24時間で1.8%上昇し、CoinDesk 20 Indexも2.4%の上昇を記録した。
イーサリアム(ETH)は1900ドルを超え、2.8%の上昇を見せ、スイ(SUI)、アーベ(AAVE)、インターネットコンピューター(ICP)、ニア(NEAR)などの主要アルトコインも5%以上の上昇を達成した。
一方、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)でのソラナ(SOL)先物取引の初日には大きな変化は見られなかったが、ソラナ自体は3%の上昇を記録した。
また、エセナ(Ethena)のガバナンス・トークン、ENAはセキュリタイズとの提携により7%上昇した。
しかし、LMAXグループのストラテジストであるジョエル・クルーガー氏は、米国株の調整が暗号資産に影響を与える可能性があると警告している。
彼は、世界的な貿易摩擦や米経済の減速懸念が株価下落を引き起こす可能性があると指摘し、ビットコインが2024年3月に再び7万3000~7万4000ドルまで下がる可能性を示唆した。
FRBの金利据え置きが予想される中、投資家は量的引き締めプログラムの変更に注目している。
コインベース・インスティチューショナルのデービッド・デュオン氏は、最近の暗号資産の暴落がマクロ的な懸念と流動性の悪化によるものであり、次の四半期には改善し、資産価格を押し上げる可能性があると述べ、暗号資産価格が今年中に最高値を更新する可能性があると結論づけた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9549e03eefbe7d358586ea71411b6b0ec9e0550d
ビットコインの価格が8万4000ドルを超えたことに対し、ネット上では再下落の懸念が多くのコメントとして寄せられました。
特に、S&Pなどの株価が調整に入っているため、ビットコインも影響を受けるとの見解がありました。
また、今週のFOMCの会議で利下げが行われる可能性があるため、上昇するとの意見もありましたが、発信メディアの視点が不足しているとの指摘もありました。
最近のビットコイン価格は84000ドル前後で、特に米国時間にショートが積み上がっているとのことです。
日本時間では買いが優勢であり、下落しても83000ドルまでは上昇する傾向が見られました。
ショートが外れるタイミングや米国の州でのビットコイン備蓄買いが始まるまでの動きが注目されていました。
さらに、将来的に10万ドルに達するとの期待や、今後少し下落した後に再び上昇する可能性があるとの見解もありました。
ただし、大きな下落局面が続く可能性もあるため、トレーダーたちは慎重な姿勢を崩さなかったようです。
全体的に、ビットコインの将来に対する期待と不安が交錯している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
下がる予想は、S&Pなど株価が調整に入っておりそれにつられてビットコインも下がると言っていて。
いつかは10万ドルいくなら100万円くらいは突っ込んで損はないかな。
木曜のFOMC(FRBの政策金利)次第。
再び下落する可能性を警告するアナリスト←この仕事、僕にもできそう。
多くのトレーダーが、後一回下落したら調整終了って言ってるね。