アンチパターンが新機能「Smart API Gateway」を発表。生成AIを活用し、API実装を約60分で実現。業務効率化に寄与し、日本のAPI利用促進に期待。
この機能は、異なるシステム間でデータをやりとりするためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の実装を約60分で行えることを特徴としています。
生成AIを活用したこの新機能は、APIの開発・公開プロセスを効率化し、相互運用性を強化することを目的としています。
従来のAPI実装には約990時間を要していましたが、Smart API Gatewayを使用することで、ソースコードの記入が10行程度で済み、アップロード後の解釈時間も含めて約1時間でAPIを公開できるようになりました。
この短縮は、業務の効率化に寄与するものとして注目されています。
また、同社は自律的に業務を遂行する「AIエージェント」の展開も視野に入れており、これによりさらにAPIの需要が拡大することが期待されています。
さらに、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の導入が進む中、APIの役割はますます重要になっています。
最近の調査によると、日本の国産SaaSの42.3%が何らかの形でAPIを利用可能としていますが、API公開率は14.7%にとどまっており、海外製品の86.3%と比較すると大きな差があることが明らかになりました。
アンチパターンの代表取締役、小笹佑京氏は、このギャップを埋めるための取り組みが急務であると強調しています。
このように、Smart API Gatewayは、API利用の促進と業務効率化に向けた重要な一歩となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad70cb725f4b33234088b211e58c520ca3b3c937