トランプ政権がベネズエラ移民の強制送還を実施、連邦地裁の命令を無視した問題が浮上。
これらの移民は、ギャング組織「トレン・デ・アラグア」のメンバーとされ、彼らの米国への「侵略」を取り締まるために、トランプ大統領は18世紀に制定された「敵性外国人法」を適用すると発表した。
この法律は、戦時下に敵国の国民を対象とするために設けられたものであり、過去には第二次世界大戦中に日系人を強制収容するために使用された経緯がある。
トランプ政権は、15日から16日にかけて移民たちを飛行機に乗せ、エルサルバドルの刑務所に送ったが、連邦地裁がこの強制送還を差し止める命令を出していたにもかかわらず、政権はそれを無視した形となった。
このような行動は、法治主義や人権に対する重大な疑念を引き起こしており、国内外からの批判が高まっている。
移民問題は米国における政治的な争点の一つであり、トランプ政権の方針が今後どのように展開されるのか、注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/962d33f6373416052f58612a29a9296bb8b3a3a3
トランプ政権の移民強制送還問題に関するコメントは、主に移民の国外追放が実際にはエルサルバドルへの金銭的な移送であり、約束された祖国への送還ではないことを強調していました。
多くのコメントが、外交交渉が行われず、金銭的な解決策が選ばれた理由に疑問を呈しており、エルサルバドルが喜んでいるのではないかと指摘していました。
また、アメリカの法治国家としての機能不全や三権分立の危機についても懸念が広がっており、トランプ大統領の行動が民主主義に対する脅威となっているとの意見が多く見られました。
特に、裁判所の命令を無視することが法治国家としての信頼を損なうのではないかという懸念が強調されていました。
さらに、トランプ氏の強権的な行動が、彼を支持する者たちによって助長されているとの見解もあり、民主主義の根本的な価値が脅かされているとする意見もありました。
全体的に、トランプ政権の移民政策やその背後にある法的疑念に対する懸念が強く表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
国外追放って言えば恰好良いけど、実際はギャング収容所を持つエルサルバドルからの誘いでお金を支払ってエルサルバドルに移送しただけ。
国益を損失させる外国人を排除できる法律がある米国はさすがだと思う。
3権分立が機能しなくなった米国、国民の眼が集中してない隙に司法権をためらいも無く無視する姿勢。
トランプによって米国は、独裁国家になってしまった。
裁判所命令に反してもペナルティーはないのかな？