兵庫県立大学無償化予算、議会で可決も公平性に課題

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兵庫県議会で斎藤知事の県立大学無償化予算が可決されるも、一部会派の修正動議は否決。公平性の課題が浮上。

要約すると兵庫県議会の予算特別委員会が18日に開催され、斎藤元彦知事が推進する県立大学の授業料無償化事業を含む令和7年度当初予算案が可決された。

この予算案には約14億円が計上されているが、無償化に対しては公平性に関する懸念が示され、一部の会派から修正動議が提出されたものの否決された。

特別委員会では、知事が出席し、各会派からの意見を聞く総括審議が行われた。

最大会派である自民党は、県立大学無償化について私立大学に進学する学生との公平性が問題であると指摘し、今後の見直しに向けた基準設計の重要性を訴えた。

また、自民党の一部県議は採決時に退席した。

一方、維新の会は、無償化に向けた安定的な財源確保のための基金創設を評価し、若者が希望する教育を受ける基盤となることを期待している。

しかし、立憲民主党の「ひょうご県民連合」は、無償化の受益者が限られており、決定過程の透明性が欠如しているとし、修正動議を提出したがこれも否決された。

最終的な予算案は今月24日の本会議で採決される予定であり、今後の進展が注目される。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ba38cb4a4728b0c336c96e4305de5b03425caa0f

ネットのコメント

兵庫県立大学の無償化予算が議会で可決されたことに対し、さまざまな意見が寄せられました。

多くのコメントでは、無償化の意義や公平性についての懸念が示され、特に経済的に厳しい家庭の学生への配慮が求められました。

無償化が実施されることで、優秀な人材が兵庫県に集まることが期待される一方で、受益者が限られることに対する不安も表面化しました。

また、県立大学の学費が私立大学に比べて安価であるため、無償化の必要性に疑問を持つ声もありました。

さらに、無償化が実施されることで、学生の学業への取り組みが減少するのではないかという懸念もあり、学業成績に基づく条件を設けるべきとの意見もありました。

知事の政策に対する評価は賛否が分かれ、今後の動向に注目が集まる状況です。

全体として、無償化政策が兵庫県の未来にどのような影響を与えるのか、県民の意見が分かれる結果となりました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 合格者のみ無償化は意義があると思うけど、経済的に厳しい家庭の生徒には無利子の奨学金がある。

  • 兵庫県の高校生なら受験して合格すれば誰でも受益者になるので公平性に欠けるとは言い難い。

  • 県立大無償化は特に大学院でやってもらいたい政策であった。

  • 無償化する事で優秀な人材が兵庫県に集まるなら意味があると思う。

  • 県立大学の無償化は限られた予算の使い道として不適当である。

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