尹大統領が国会議員補欠選で不当介入した証拠が公開され、野党が強く非難。大統領室は関与を否定するも、国民の信頼が揺らぐ事態に。
要約すると韓国の尹錫悦大統領が2022年6月の国会議員補欠選において、与党「国民の力」の公認候補選びに不当介入したという証拠が、最大野党「共に民主党」によって公開されました。
この証拠は、尹大統領が就任前日に政治ブローカーとされる人物との通話内容を含んでいます。
大統領室の鄭鎮碩秘書室長は、尹大統領の関与を否定しましたが、共に民主党の韓珉洙報道官はこれを「無責任なごまかし」と非難しました。
韓報道官は、尹大統領の妻である金建希氏が国政に介入したことを指摘し、尹大統領が就任前に与党の公認候補選びを指揮していたことを明らかにしました。
彼は、大統領室が根拠のない答弁を繰り返すなら、国民の怒りが爆発するだろうと警告しました。
また、尹大統領に対して、妻の国政介入は自らが招いた事態であることを認識し、疑惑を独立した特別検察官に調査させる特別法案を受け入れるよう要求しました。
同党の李在明代表も、尹大統領の不当介入の証拠に対する大統領室の反応を批判し、就任前の大統領当選者が公認候補選びに介入したこと自体が問題であり、否定することもさらなる問題を引き起こすと述べました。
尹大統領の支持率が低下する可能性についても言及され、政治の透明性と責任が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1a0395469990fa06f731d73b78d1af8242cbe82a