映画「AKIRA」の音楽を手掛けた芸能山城組が、過去の11作品をサブスクで配信開始。新たなリミックスアルバムも登場予定。
要約すると映画「AKIRA」のサウンドトラックで知られる芸能山城組が、過去に発表した11作品を2023年3月19日から順次サブスクリプションサービスで配信することが発表された。
配信されるのは、1976年にリリースされた1stアルバム「恐山 / 銅之剣舞」をはじめ、「地の響 東ヨーロッパを歌う」「やまと幻唱」「黄金鱗讃揚」「芸能山城組ライブ～“開かれた合唱”十年の展開」「少年達への地球讃歌」といった6作品であり、これらは3月19日から利用可能となる。
また、3月26日には「シルクロード幻唱」「アフリカ幻唱」「輪廻交響楽」「翠星交響楽」、さらに1988年にリリースされたベストアルバム「芸能山城組入門」の5作品が追加で配信される。
このように、芸能山城組はデビューアルバムから5作目のライブアルバムまでは音楽評論家の中村とうようがプロデュースを担当し、6作目以降は山城がプロデュースを行ってきた。
彼らは1990年代以降に広まったワールドミュージックブームに先駆けて、ブルガリア合唱やアフリカ民族音楽などを取り入れ、その先見性が再評価されている。
さらに、原作者の大友克洋が全面プロデュースした映画「AKIRA」のリミックスアルバム「AKIRA REMIX」がアナログ盤として3月26日にリリースされる。
このアルバムは、2023年に開催された「大友克洋全集 AKIRAセル画展」で流された音源を商品化したもので、昨年8月にはCD盤もリリースされた。
リミックスは久保田麻琴、小西康陽、蓜島邦明が担当し、アナログ盤は山城祥二が自ら処理を施した“ハイパーハイレゾ音源”をマスターとしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f41b90e183d838f27cd909d5f05eaabb343efd71