東京都が新たに「中杉通り」の事業化を発表。世田谷と練馬を結ぶ南北道路が整備され、地域の交通利便性が向上する見込みです。
この計画は、世田谷区から練馬区までを結ぶ壮大な南北道路の一部であり、特に「豊島園区間」が事業化されることになりました。
この道路は、馬事公苑前の世田谷通りから経堂駅、桜上水駅、西永福駅、南阿佐ヶ谷駅、阿佐ヶ谷駅、鷺ノ宮駅、中村橋駅、練馬春日町駅を経由し、最終的には下赤塚駅に至るルートを描いています。
現在、環七通りと環八通りの間には「道路空白地帯」が存在し、利便性が欠如していましたが、この新たな道路整備により、地域の交通状況が大きく改善されることが期待されています。
特に、防災的な観点からも延焼防止道路としての役割が求められています。
中杉通りの整備は進行中であり、今回の事業化により完全に新しいルートが整備されることになります。
向山工区と名付けられたこの区間は、豊島園・豊島城址公園の西側を通り、練馬春日町の地下鉄大江戸線の道路へと接続します。
この新しい道路が開通することで、練馬区沿線の住民は環八通りへのアクセスが容易になり、南北の交通の利便性が大幅に向上します。
計画されている道路の幅員は16mで、2車線の設計となっており、事業期間は2036年までを見込んでいます。
まずは測量設計が進められ、その後用地取得が行われる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e6245449913f2afe2c6ddbd1142ebbc768cbb641
コメントでは、東京の南北道路「環7.5」事業化に対するさまざまな意見が寄せられていました。
多くの人が、日本の道路インフラが他国に比べて遅れていると感じており、特にアジアの国々と比較してもその差を強調していました。
あるコメントでは、マレーシアやタイの幹線道路が片側3〜6車線であることを挙げ、日本ももっと整備を進めるべきだと訴えていました。
さらに、地元民からは、環7.5の開通が中村橋駅付近の混雑を解消する期待が寄せられる一方で、用地取得が長引くことへの懸念も表明されていました。
具体的には、用地買収が10年以上かかる可能性があるとの指摘があり、実際に開通するまでには20年近くかかるのではないかとの意見も見られました。
加えて、交通の利便性向上に対する期待もあり、電車との接続が実現すれば大きな効果があるとの声もありました。
しかし、用地買収がまだ進んでいないため、実現には長い道のりがあるとの認識が広がっていました。
全体として、事業化への期待とともに、現実的な課題に対する懸念が多く表現されていたのが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
日本の道路は世界最低レベルだと思う。
開通区間の用地取得が10年強で何とかなるとは思えない。
車も良いが、電車も繋がると凄い事になる。
用地買収も出来てなくて作るメリットもあまりない。
小竹向原駅と氷川台駅の間、早く開通させてくれ。