政府が備蓄米の引き渡しを開始し、コメ価格の低下が期待されています。大手スーパーへの流通が今月中にも始まる見込みです。
引き渡されたのはJA全農に落札されたもので、埼玉県の倉庫から搬出された備蓄米は、30キロのコメ袋400個、合計12トンに及びます。
現在、全国のスーパーでのコメの平均価格は、昨年9月時点で5キロあたり3105円でしたが、今月9日までの1週間で4077円に上昇しました。
これは10週連続の値上がりであり、1年前の価格と比較するとほぼ2倍の値段に達しています。
政府は新米が出回ることで市場が落ち着くと見込んでいましたが、実際には高騰が続いています。
JA全農の藤井部長は、消費者にコメを迅速に届けるために流通の円滑化を図ると述べており、一定の日数はかかるものの、できるだけ早く供給を進める意向を示しています。
大手卸売業者は、今月中にも備蓄米が大手スーパーの店頭に並ぶ可能性があると報告しており、3月中には自社の工場で精米を行い、全国の大手スーパーや外食チェーンへの販売を開始する予定です。
江藤拓農水大臣は、流通の改善が価格の安定につながるとし、今後の動向を注視する必要があるとコメントしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/09f80db9b17b04cad1a911c06cdfdd2fe33d98a5
コメントの内容には、備蓄米の引き渡し開始に伴うコメ価格の動向についてのさまざまな意見が寄せられていました。
多くの人々が、備蓄米の放出が実際に価格を下げるのか疑問を持ち、農水省の対応に対する不信感を表明していました。
特に、農水省が市場経済の仕組みを理解していないと感じるコメントが目立ち、価格が下がる期待が薄いとの意見が多かったです。
また、JAや農水省が米不足の原因であるとの批判もあり、彼らの行動が茶番であると指摘する声もありました。
加えて、備蓄米の放出が災害時にどのように影響するのか心配する意見もあり、国民の安心感を損なう可能性について懸念が示されていました。
このように、コメントからは価格の動向に対する不安や政府への不満が強く感じられ、今後の動きに注目が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
3800円だとブランドの小麦粉を11キロ、安いものなら15キロ買えちゃうからブランドの小麦粉選んじゃいました。
価格低下って、メディアは税込税別で10%かわるのに表示していないし、期待しても。
我々はどこで道を間違えたのだろうか・・。
今回の備蓄米放出で、本当に値段が下がると思っているのかな?
何を決断するにも鈍足すぎる今の政府の欠陥を象徴している。