元裁判官のインサイダー取引事件、初公判での動機と求刑内容

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金融庁出向中の元裁判官がインサイダー取引で初公判、動機は「家族のため」と主張。検察は懲役2年を求刑。

要約すると金融庁に出向中の元裁判官、佐藤壮一郎被告(32)がインサイダー取引の罪で初公判を迎えました。

彼は、職務を通じて知った未公開のTOB(株式公開買い付け)情報を利用し、約952万円分の10種類の株を購入したとされています。

公判では、佐藤被告が起訴内容を認め、「家族のために備えたかった」と動機を述べました。

彼は、老いゆく両親や家族のために経済的な準備をする必要があると感じていたと説明しています。

また、奨学金など約500万円の負債を抱え、月に10万から20万円を競馬に使っていたことも明かしました。

取引で得た資金は返済には充てておらず、競馬はあくまで趣味であり、損失の穴埋めには使っていないと主張しました。

検察側は、裁判官としての立場を利用した行為が金融市場の公平性を損ない、一般投資家の信頼を低下させたと指摘し、懲役2年と罰金100万円を求刑しました。

弁護側は執行猶予付きの判決を求めており、判決は今月26日に言い渡される予定です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c3b2415175ffc2d5dbdd8119b9b169987bf5bf7e

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