ハンファがオーストラリアの防衛企業オースタルの株式を取得し、米海軍市場への進出を目指す。これにより事業の多角化を図る狙いがある。
この株式取得は、ハンファがオースタルの株式9.9%を約173億円で取得したもので、さらに利益を得るための総収益スワップ契約も締結した。
オースタルはオーストラリア政府から戦略的造船企業に指定されており、ハンファは対米外国投資委員会(FIRB)に19.9%の投資承認を申請した。
ハンファは昨年、オースタルの買収を試みたが、経営陣の反対により実現せず、株式取得に方向を転換した。
もしFIRBの承認を得れば、ハンファはオースタルの筆頭株主に次ぐ株主となる。
オースタルは米国のアラバマ州とカリフォルニア州に造船所を持ち、米海軍に艦艇を納品している。
特に小型水上艦と軍需支援艦の分野では市場シェアが40-60%を占めている。
ハンファはオースタルを通じて米国防総省や海軍とのネットワークを強化し、米海軍艦艇市場に参入することで、商船に集中した事業構造を多角化する狙いがある。
米海軍は2054年までに364隻の新しい軍艦を導入するために、約160兆円を投資する計画を立てている。
これにより、ハンファは新たな収益源を確保し、事業の成長を図ることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5560f95adaf813e8fc930a4099ef385a09feed03
ハンファがオースタルの株式を取得し、米海軍市場に進出するというニュースに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、ハンファの最近の業績が良好であることに触れ、今後の成長に期待する声が多く見られました。
特に、米海軍市場に進出することが、ハンファにとって新たなビジネスチャンスとなるのではないかという意見がありました。
一方で、センシティブな市場への進出に対する懸念も表明されており、リスクを考慮する必要があるという声もありました。
このように、ハンファの進出に対しては期待と懸念が入り混じる形で、さまざまな意見が寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
センシティブに分類されたのに大丈夫かな?
ハンファ最近調子いいな
この進出が成功することを願っている。
米海軍市場は競争が激しいから心配だ。
ハンファの成長に期待している。