キャシー・ウッドがミームコインの無価値化を警告し、投資家に注意を促す一方で、主要暗号資産には期待を寄せる。
この発言は、3月18日に放送された「ブルームバーグTV」でのインタビューの中で語られました。
ウッド氏は、現在のミームコインはブロックチェーン技術とAIの組み合わせによって大量に生み出されており、ほとんどが実質的な価値を持たないと指摘しています。
彼女は自身のファンドがこれらのコインに資金を投入していないことを明言し、「お金を失うことが最も重要な教訓であり、SECや他の規制当局がミームコインに対して責任を取らないことを購入者は理解するだろう」と述べました。
ミームコインは、通常、特定の目的や裏付けがなく、主にソーシャルメディアのトレンドによって価格が変動するトークンとして知られています。
ウッド氏の警告とは対照的に、彼女はビットコインやイーサリアム、ソラナといった時価総額の高い確立された暗号資産には強気の姿勢を示し、これらの使用事例の増加が将来的に重要になるとの見解を示しました。
さらに、米証券取引委員会(SEC)は、ミームコインの提供と販売が連邦証券法の対象外であるとの公式見解を発表しており、これがミームコインの市場に与える影響についても注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9de7967a2dc49dbe9d11f503ba38f1d52ca8a99c
キャシー・ウッド氏が警告した内容に対して、コメント欄では将来的に目的や目標を持つコインのみが市場に残るという意見が多く寄せられていました。
特に、ジョークやマネーゲームとしての位置付けのコインは、次第に市場から飽きられ、価値を失っていくという見解が強調されていました。
多くのコメントが、ビットコインやイーサリアムのような基軸暗号通貨への投資が賢明であるとし、これからの投資先を見直すべきだと述べていました。
また、特定のコインに期待を寄せる意見もありましたが、それでも全体としては暗号通貨のリスクを認識している様子が伺えました。
さらに、法定通貨の価値が経済危機によって毀損される可能性についての議論や、ブロックチェーン技術の進化がビットコインの価値に影響を与えるという意見もありました。
最終的には、すべての暗号資産が無価値になる運命にあると考えるコメントもあり、冷静な視点が見受けられました。
このような意見の中には、暗号通貨の未来に対する懸念や期待が交錯しており、投資家たちがそれぞれの立場で考えを述べていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
将来は、目的や目標、使命があるコインのみが残っていく。
目標や目的があるコインは残るし、ネタみたいなコインは残らないってことだよね。
ビットコインより日本円のリスクが圧倒的に高い。
仮想通貨にも『優劣の理屈』があるとは知らなかった。
すべての仮想通貨は、いずれ無価値になる日が来ると思います。