2月の貿易収支が5845億円の黒字に回復。中国の春節の影響で輸出が増加し、輸入は減少した。
要約すると2023年2月の貿易収支が5845億円の黒字を記録し、2カ月ぶりにプラスに転じたことが財務省の発表で明らかになりました。
この黒字の背景には、中国の春節の影響による反動が大きく関与しています。
昨年12月と1月は赤字が続いていたため、春節の影響で一時的に減少していた輸出が回復したことが、貿易収支改善の要因となりました。
具体的には、2月の輸出額は過去最高の9兆1911億円に達し、特にアメリカ向けの自動車や台湾向けの半導体関連が好調でした。
これに対して、輸入は8兆6066億円で、3カ月ぶりに減少しました。
この減少の主な理由は、原油の輸入量が大幅に減少したことに起因しており、エネルギー関連の輸入が影響を与えています。
これにより、貿易収支は改善を見せており、今後の経済動向にも注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5aa0a7d2cd01e3fa02686d599d21dfaa248e8a36