住友生命の元職員が顧客にうその投資話を持ちかけ、数千万円を詐取。消費者金融カードを使った不正引き出しも発覚し、会社は調査を進めています。
この元職員は、2015年11月から2024年8月までの約10年間にわたり、「高金利の預金枠がある」といった虚偽の情報を顧客に伝え、約1300万円を詐取していました。
被害額は計数千万円に達するとみられ、会社はその全容を把握するための調査を進めています。
この不正は、2024年夏頃に不審に思った顧客の申し出によって発覚し、元職員は事実を認め、2025年1月末日付けで退職しました。
被害に遭った新庄市の男性は、元職員から「特別枠」での預金を持ちかけられ、数百万円をだまし取られたと語っています。
また、元職員は消費者金融のカードを作らせ、現金を不正に引き出す手口も使っており、これに関しても複数の顧客が被害を受けていることが確認されています。
最上地域に住むある女性は、元職員から「カードを作るノルマがある」と言われ、手数料を支払ってカードを作った結果、数十万円を引き出されていたことに気付いたと述べています。
元職員は住友生命の顧客以外にも声をかけていたため、他人名義のカードを使って不正に引き出された現金は100万円を超えると考えられています。
会社は被害者にお詫びの文書を送付し、被害の全容把握や被害金の弁済に全力を挙げているとしています。
住友生命保険山形支社は、「被害に遭われた方には深くお詫び申し上げたい」とコメントし、適切な対応を行う意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aea8484c966b9d30d42188ad08c2e4ce7eec3130
住友生命元職員による詐欺事件に関するコメントは、さまざまな意見が寄せられました。
まず、個人投資家からは、投資を行う際にはしっかりとした知識が必要であり、無知のまま手を出すことは危険だという意見がありました。
投資にはリスクが伴うため、少額からでも経験を積むことが大切だと強調されていました。
また、資格のない人が他人の資金を集める行為はすべて詐欺だと警告する声もありました。
次に、住友生命の対応については、報告義務を無視し長期間沈黙していたことに対する批判が挙げられました。
これは個人の不正行為だけでなく、企業全体の隠蔽体質が問題視され、今後の金融庁の対応に注目が集まっていました。
さらに、詐欺事件は会社にとって大きな信用毀損であり、再発防止策が求められるという意見もありました。
全体として、事件を受けた健全な疑念を持つことの重要性が語られ、被害者の声や今後の動向に対する関心が高まっていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
知識がないなら投資なんて手を出さないほうが良いです。
住友生命は7か月も沈黙していました。
これは職員個人の不正ではなく、企業ぐるみの隠蔽です。
健全な猜疑心は必要だと思いました。
何? 10年間⁇