YOUIBOTが日本市場に本格進出し、半導体や製造業の自動化ニーズに応える体制を強化。2024年までに売上高8億円を目指す。
2023年2月27日、東京・品川区に日本法人「Youibot Robotics Japan」を設立し、事務所の開所式を行いました。
この新しい拠点では、代理店として同社の製品を販売する山善やダイドー、日本機材、三光電業などが参加し、日本市場での販売拡大を図る体制を強化することを目的としています。
YOUIBOTは2017年に設立され、広東省深圳市に本社を構えています。
主に高精度SLAM技術を基盤に、電子機器製造や半導体、自動車部品、新エネルギー、倉庫物流などの分野に向けて、自動化ソリューションを提供しています。
特に、半導体工場では、1台のロボットが4人分の作業を代替できる能力を持ち、ウエハの搬送を迅速かつ安全に行うことができます。
また、電力プラントでは、AI音声認識技術を活用し、複雑な巡回点検作業を効率化しています。
すでに30カ国以上に製品を輸出しており、特に半導体業界での出荷量は世界トップクラスです。
日本市場への進出は、2024年のトラック運転手不足という「2024年問題」を背景に進められており、スマートファクトリー化や物流自動化の需要が高まっています。
YOUIBOTは日本の自動車業界や3C業界の大手企業と提携し、効率向上とコスト削減を実現するためのソリューションを導入しています。
2024年には技術サポートや製品トレーニングを行う体制を整え、ローカライズ戦略も推進します。
CEOの張朝輝氏は、競争の激しい中国市場で培った製品力とサービス力を活かし、コストパフォーマンスの高い製品で日本市場でも競争力を発揮できると自信を示しました。
また、2025年には売上高2億円、2027年までに8億円を目指し、グローバル市場への展開を加速する計画です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4d1fbd84e65b00cb4297793e0bbe855c313e6cfa
中国のYOUIBOTが日本市場で自動化ニーズに応える戦略を発表したことに対して、ネットのコメントでは様々な意見が寄せられました。
多くの人々は、中国の技術が優れていることは認めつつも、国家間の商取引においては慎重であるべきだと考えていました。
特に、近未来において競争相手となる国の製品や技術を導入することに対して否定的な意見がありました。
これにより、技術的な優位性と商取引のリスクを分けて考える必要があるとの見解が示されていました。
また、中国企業の日本進出については、消費者向け以外の分野では成功の要素が見当たらないとの意見もありました。
さらに、中国系メディアの報道に対しては、国策が絡んでいるのではないかとの指摘もありました。
全体として、日本企業が自動化ニーズに応える際には、国内での対応が十分であるとの意見もあり、慎重な姿勢が求められていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
技術的に優れているのと、国家間の商取引は別だからね。
中国企業の日本進出、消費者向け以外、やめた方が良いと思うけどな。
成功する要素、見当たらない。
これは日本企業で充分でしょうに。
国策が絡んでいるのだと思う。