コインベースが認証済みユーザー向けの流動性プール「ベリファイドプールズ」を開始。特定の流動性ペアをサポートし、ノンカストディアル型で資産管理が可能。今後のサービス拡大にも期待が寄せられています。
この新しいサービスは、個人投資家と機関投資家が利用できるもので、特定の流動性ペア(EURC/USDC、ETH/USDC、ETH/cbETH、ETH/cbBTC、cbBTC/USDC)をサポートしています。
今後数カ月以内には、提供範囲の拡大も予定されています。
ユーザーは仲介業者を介さずに、オンチェーンでトークンの取引やスワップを行うことができます。
「ベリファイドプールズ」は、コインベースが開発したイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン「ベース(Base)」上に構築されており、米国やシンガポール、オランダなどの特定地域のユーザーに提供されています。
利用には、本人確認(KYC)を経たウォレットが必要で、プライムオンチェーンウォレットやコインベースウォレットなどが対象となります。
これにより、認証済みのユーザーのみが流動性を提供し、取引が可能です。
また、「ベリファイドプールズ」はノンカストディアル型で、ユーザーは資産の管理および所有権を自ら維持できます。
さらに、流動性プールのカスタマイズが可能な「ユニスワップ v4」に基づいたスマートコントラクト機能を備え、リスクモデリングサービスを提供するガントレットと提携しています。
これにより、流動性の確保とプールの健全性を向上させることが期待されています。
コインベースは最近、暗号資産カルダノ(ADA)や天然ガス(NGS)の先物取引提供に向けて、米商品先物取引委員会(CFTC)に自己証明書を申請したことも発表しており、今後のサービス展開に注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9d919a4905edb4c5306ab33212272572a14b2b01