FRBの金利据え置きによりビットコインが8万5500ドルを回復。株価も上昇したが、アナリストは懸念を示す。
特にビットコインは過去24時間で4.5%上昇し、8万5500ドルに達し、これは3月9日以来の高値である。
CoinDesk 20 Indexも6%上昇し、イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)はそれぞれ7%急騰した。
一方、リップル(XRP)は同社CEOがSECとの訴訟を取り下げる可能性を示唆したことで10%上昇した。
ビットコイン関連の株式も好調で、ビットディア(Bitdeer)とコア・サイエンティフィック(Core Scientific)はそれぞれ10%、8%の上昇を記録した。
ただし、両社の株は1月以来61%以上、11月以来53%以上の下落を経験している。
パウエルFRB議長は、関税によるインフレが一過性である可能性が高いと述べ、景気後退リスクは低いと強調したが、エコノミストのモハメド・A・エル-エリアン氏はFRBの見解に懐疑的である。
市場はFOMCの決定にポジティブに反応し、ナスダック、S&P500、ダウ・ジョーンズはいずれも1%以上上昇した。
しかし、FRBの金利政策に対する懸念が残っていることも指摘されている。
金価格は3000ドルを超え、3050ドルの新記録を達成した。
リゾルツ・ウェルス・マネジメントのカリー・コックス氏は、追加の利下げが株式市場に影響を与える可能性があると警告している。
全体として、暗号資産市場はFRBの金利政策に影響を受けつつ、上昇傾向を見せているが、注意が必要であるとの意見も多い。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/59ccad1b4491016e3b162a3a609b4564011e599a