2023年のコメ生産量が増加する見込みで、農家が主食用米の作付面積を拡大しています。これによりコメ不足が解消されるかが期待されています。
農林水産省の発表によると、2025年産の主食用米の作付面積は128万2000ヘクタールとなり、前年よりも2万3000ヘクタールの増加が見込まれています。
この増加により、生産量は約12万トンの増加が期待されています。
特に、北海道や東北、北陸などの主要産地が増産に向けて動いており、茨城県では2100ヘクタールの増加が見込まれています。
農家の中には、主食用米の作付面積を拡大する方針を打ち出しているところもあり、茨城県の「ゆうゆう農園」の山田浩之代表は、従来の75ヘクタールの主食用米の作付を増やす意向を示しています。
彼は、コメ不足を解消するために、飼料用米の割合を減らし、主食用米の作付面積を15%増やす計画を立てています。
これにより、約200トンのコメが増産され、約4000人分のコメが供給される見込みです。
卸売業者からも、昨年より高い価格でコメを買いたいという問い合わせが増えていることから、需要も高まっています。
農家の努力が実を結び、今年のコメ生産が不足解消につながるかどうか、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e5188f09839af938777b4d9e1bc31b7337eee7e2
コメントでは、コメの増産が不足解消につながるかどうかについて多くの意見が寄せられていました。
特に、昨年の猛暑や大雨の影響で、福島県を中心に多くの農家が稲の収穫を諦めざるを得なかったという厳しい状況が報告されていました。
収穫量が例年の半分以下となり、機械の故障や修理にかかるコストも問題視されていました。
また、農家の中には、作るよりも買った方が楽だと感じる人も多く、特に高齢化が進む中で、兼業農家が増え、耕作放棄地も増えているという現実が浮き彫りになりました。
さらに、農業の収益性が低下していることから、農業を辞める人も多く、これが生産者の減少につながっているとの指摘もありました。
国の減反政策や市場の価格設定に対する不満も多く、農業を続けるためのメリットが感じられないという声が強調されていました。
全体として、農業の未来に対する懸念が広がっており、簡単には状況が改善されないとの意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
地元福島県は、去年猛暑の影響と収穫時期の連日の大雨の影響で、ほとんどの農家で稲が半分以上、酷い所は田んぼ1枚の稲が倒れて、収穫を諦めた所が多かった。
農機具メーカーさんや、農協が何とか米作り続けて下さいって言ってくるんだけど、メリットが何も無いんだよね。
温暖化による酷暑への対策は、夏を外した早稲と晩稲の2期作で病害に強く早い育成で美味く収量の多い米の開発はどうなんだろうか?
生産者が減るはずでしょ?結局「儲からない」から辞めていくんだよね。
農水省も卸売業者も、とぼけて価格を下げる気がないのだろう。