アステックスが液冷システム負荷試験装置の開発に向けた新たな取り組み

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アステックスがNTTデータと日比谷総合設備と共同で、液冷システム負荷試験装置の開発に向けた検証事業に参加します。

要約すると株式会社アステックスは、2024年11月に開設予定の「Data Center Trial Field」において、株式会社NTTデータおよび日比谷総合設備株式会社と共同で液冷システムの負荷試験装置の開発に参画することを発表しました。

この施設は、データセンターにおける液体冷却技術の促進を目的としており、特にダイレクトリキッドクーリング(DLC)などの冷却設備の性能や限界を実機で検証する環境が整っています。

アステックスは、これまでに300カ所以上の新設データセンターで負荷試験を行ってきた実績を持ち、近年のクラウドサービスや生成AIの進展に伴い、高性能データセンターの需要が高まっていることを背景に、効率的な冷却技術の開発に取り組んでいます。

データセンターの運営においては、発熱量や消費電力の増加が課題とされており、これに対応するためには新たな冷却技術や省エネルギー技術が必要とされています。

アステックスは、検証事業に参加することで、高性能データセンター向けの液冷システムの負荷試験装置の開発を進め、性能検証に貢献することを目指しています。

また、データセンターの新設時には、運用を想定した包括的なシステム検証が求められ、総合連動試験(IST)を実施することで、設備が総合的に機能するかを確認する計画です。

アステックスは、年間36件の高性能データセンターでのIST実施を目標に掲げ、さらなる技術革新を追求しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6f932932fef44b8b0970058a1333c1b4d69ed86f

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