トルコで学生が抗議デモを実施。イスタンブール市長の拘束がエルドアン政権との対立を引き起こし、政情不安定化の懸念が広がっています。
要約するとトルコの首都アンカラで、数百人の学生が抗議デモを行い、警察との衝突が発生しました。
この抗議は、イスタンブール市長であるイマモール氏がテロ組織への支援の疑いで拘束されたことに対する反発として行われました。
イマモール市長は、エルドアン大統領と政治的に対立しており、次期大統領候補とされていたため、拘束は政界に大きな衝撃を与えています。
デモ参加者は携帯電話のライトをかざし、「イマモール市長の拘束を受け入れない」と声を上げ、抗議の意志を示しました。
イマモール市長はSNSで「独裁政治に直面しているが、私はあきらめない」と発言し、圧力に屈しない姿勢を示しました。
彼の妻も、汚職やテロ組織との関係を否定し、拘束を「笑い話」と表現しました。
エルドアン大統領は現在2期目であり、3選が禁止されているため、出馬するには任期満了前に辞任するか憲法を改正する必要があります。
次の大統領選挙は3年後に予定されていますが、イマモール氏の支持者たちは「大統領辞任せよ」と声を上げており、政情は不安定な状況にあります。
この拘束は、エルドアン政権が対抗政党を取り締まる一環と見られ、トルコの政治情勢にさらなる緊張をもたらしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/181f6d7c38ef05d8621c28e00d139ec55f52ad05