2024年10月、紫金山・アトラス彗星が明るくなり、観測に役立つ「Stellarium」の使い方を紹介。Ubuntuで星空をシミュレーションし、彗星を登録する方法も解説。
要約すると2024年10月、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が肉眼で観測できるほど明るくなり、多くの人々が夜空を見上げた。
しかし、天候や移動の都合で観測できなかった人も多かった。
そこで、Ubuntu上で星空をシミュレーションできる「Stellarium」を紹介する。
このソフトウェアは、60万以上の天体をカタログ化し、任意の場所と時刻の星空を再現できるプラネタリウムソフトである。
もともとはLinux向けに開発されたが、現在はWindowsやmacOS、モバイル版、VR版も登場している。
記事では、紫金山・アトラス彗星の観測に役立つStellariumのインストール方法や基本的な使い方を解説。
インストールは簡単で、アプリセンターで「Stellarium」を検索し、Snapパッケージ版かDebianパッケージ版を選んでインストールする。
起動後は、天体カタログのダウンロードが行われ、全画面表示される。
ユーザーはマウスやキーボードショートカットを使って星空を操作でき、特定の星をクリックすると詳細情報が表示される。
また、彗星の登録方法についても説明し、IAU符号を使って簡単に軌道要素を取得できることを紹介。
今後の天文イベントとして、12月8日の土星食の観測計画を立てることも提案されている。
Stellariumを利用して、夜空を楽しむ計画を立ててみてはいかがだろうか。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/58cc202eeae989f882f09a46bf620a3ec3fd94f3