ビットコイン相場のテクニカル分析では、現在の底入れが確信できない状況が続いており、1320万円を抜けることで底打ち感が明確になる可能性がある。
まず、評価に使用される6種類のテクニカル分析手法には、パターン分析、移動平均線(9MA・25MA)、一目均衡表、ボリンジャーバンド、MACD、RSIが含まれ、これらを基に相場の強弱を5段階で評価しています。
全体の評点は3.0で、前回の分析結果では、200日移動平均線と半値戻しが重なる1280~1285万円を抜けることで、ヘッドアンドショルダーが完成し、底打ち感が出る可能性が示唆されていました。
現在、この水準を試みているものの、初回の試みでは上ひげを付けて反落しています。
今後、2度目や3度目のトライで突破する可能性もある一方、上昇エッジが示す通り、力尽きて失速する可能性も考えられます。
テクニカル分析は売り手と買い手の力関係を読み解くもので、現在の状況では売り手が力尽きたものの、買い手の強さも限定的であると感じられます。
また、ヘッドアンドショルダーのパターンがダマしを繰り返しているため、2月21日からの半値戻し1320万円を抜ければ、底打ち感がより明確になるでしょう。
日足の分析では、下値と上値を切り上げるトライアングルが形成されていますが、レジスタンスの傾きによって上抜けの可能性が示唆されるか、逆に下抜けの可能性が高まるかが分かれています。
現時点では後者の可能性が高いとされていますが、1320万円の水準を突破すれば、不安を払拭し、底打ちが確認できるかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/802be5a9cdee4568b4219f7e7795b42b548b0a9c