アメリカの民主主義が危機に瀕している中、ハーバード大学の教授たちが新著を通じてその現状を警告。制度の見直しが求められている。
著者たちは、共和党のドナルド・トランプ前大統領と民主党のカマラ・ハリス副大統領が争う次回の大統領選挙において、どちらが勝ってもアメリカ政治の混迷は続くと警鐘を鳴らす。
特に、トランプ政権時代に描かれた民主主義の後退と権威主義の台頭に関する危機感が強調されている。
彼らの前著『民主主義の死に方』は、権力者が中立的な機関やメディアを利用して競争相手を弱体化させる様子を描写し、民主主義が長い歴史の中で築いてきた「ガードレール」が失われつつあることを示している。
現在のアメリカでは、政治家たちが寛容さや自制心を失い、ライバルを脅威とみなすことで、互いに分裂し、民主主義への信頼が損なわれている。
この状況は、民主主義を軽視する勢力の台頭を招く恐れがある。
トランプ政権の出現は、民主主義の規範を破壊する危険を増大させ、将来的な民主主義の崩壊を懸念させる要因となっている。
アメリカは、制度のアップデートが求められる時期に来ていると、専門家たちは警告している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dba62fc9ad86f09ff48bc23c0359c0995bee9f48
コメントの内容は、アメリカの民主主義に対する危機感や、トランプ氏の支持をめぐるさまざまな視点が交わされていました。
特に、怒れる白人層がトランプ氏を支持する理由や、彼の主張が少数派の意見を反映していることが指摘されていました。
また、民主主義は道徳的な合意に基づいているものの、指導層が新しい価値観や理想を押し付けることで、一般市民が負担を強いられているとの意見もありました。
さらに、都市部と地方の価値観の違いや、少数派の意見が多数決で無視される現状についても言及され、民主主義の多様性の重要性が再確認されていました。
加えて、アメリカの政治における分断や、特定の思想が優遇される状況についての懸念もありました。
全体として、アメリカの民主主義が直面している課題や、今後の方向性についての議論が展開されていました。
ネットコメントを一部抜粋
怒れる白人が、白人だけじゃなく、皆に包含される一部が、より大きな大義の負担を押し付けられるという不満という一般化ができるから。
制度に書かれていない道徳規範ってのと合意ってのが民主主義を支えているのは有るけれども。
少数派の怒れる白人票だけであそこまでの支持率をなぜ取れてるのか。
トランプ氏の打ち出す米国観は、過去の偉大な米国やろ。
少数派の横暴に乗っかる集団がいるから政権とれる訳ですよね。