韓国がBitMEXやKuCoinなどの違法暗号資産取引所への制裁を計画中。FIUは無報告の取引所を対象に、アクセス遮断を検討しています。
要約すると韓国の金融当局は、国内で違法に運営されている暗号資産取引所に対する制裁を計画していると、韓国経済新聞が報じました。
金融情報分析院(FIU)は、仮想資産サービスプロバイダー(VASP)として登録されていない取引所を制裁対象に指定し、具体的にはビットメックス(BitMEX)、クーコイン(KuCoin)、コインW(CoinW)、Bitunix、KCEXなどが挙げられています。
これらの取引所は、韓国語のウェブサイトを運営しながらFIUに報告を行っていなかったため、韓国の規制により違法企業として分類されました。
FIUの関係者は、韓国放送通信審議委員会との協議を通じて、無報告の海外取引所へのアクセスを遮断することを検討していると述べています。
また、当局間のコミュニケーションを強化するために、被害事例や関連データを整理しており、年内に具体的な対策が講じられることを期待しています。
なお、ビットメックス、クーコイン、コインWはCoinDeskからのコメントの求めには応じていません。
韓国の暗号資産取引所アップビット(Upbit)は、先月、規制を受けたプロバイダーとしての義務を遵守していないとして、新規顧客による資産移転を3カ月間禁止される事態となっています。
これらの動きは、韓国における暗号資産取引の規制強化を示すものであり、今後の市場に影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3692bb660719cbe938bf16c826cd132146133f4e