角田夏実選手が特殊詐欺の被害防止を訴え、警察官を名乗る詐欺電話の危険性を警告しました。
要約するとパリ五輪で金メダルを獲得した柔道選手の角田夏実選手が、東京都練馬区で開催された特殊詐欺の被害防止に関するイベントに参加し、警視庁とケーブルテレビ事業者のジェイコム東京と共に、詐欺被害の防止を訴えました。
このイベントは、特殊詐欺の増加を受けた警視庁特殊詐欺対策本部の取り組みの一環で、角田選手は自身の体験を通じて、詐欺の手口に警戒する重要性を強調しました。
彼女は、警察官を名乗る者からの電話を受けた経験を語り、「一人で焦ってしまうと流されてしまうことがあるので、冷静に考えることが大切」と呼びかけました。
イベントでは、角田選手が光が丘署の蔵谷吉喜署長に対して得意技のともえ投げを披露し、参加者に向けて詐欺被害防止のチラシを配布しました。
昨年、東京都内では3494件の特殊詐欺が発生し、被害総額は約153億円に達しました。
今年の1月から2月にかけても659件、約46億円の被害が報告されており、特に警察官を装った詐欺電話や、警察署の電話番号を偽装した手口が増加しています。
特殊詐欺対策本部の副本部長である山本英治氏は、「警察官が公務でトークアプリを使用することは絶対にないため、相手の所属や氏名を確認し、警察に連絡してほしい」と注意を促しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/920d1d3d2555cd9966365c394a240d2064a81f6b