FBIが警告、無料オンライン文書変換ツールにはマルウェアの危険が潜む
これらのツールは、一見無害に見えるものの、実際には悪質な詐欺の手段として利用されている可能性があります。
特に、スマートフォンとデスクトップユーザーをターゲットにしたウェブサイトが、パスワードや財務情報、暗号通貨ウォレットを盗む目的で設計されているとされています。
FBIは、こうした詐欺師を阻止するためには、まず人々に教育することが重要だと強調しています。
もし詐欺の被害に遭った場合は、必ず報告し、適切な行動を取るよう呼びかけています。
セキュリティ企業カスペルスキーも、オンラインコンバーターの危険性を指摘しており、ファイル形式を変更する際にはリスクが伴うことを警告しています。
ファイルの変換は単に拡張子を変更するだけではなく、プログラムがファイルを読み込み、内容を理解し、別の形式で再保存する必要があるため、各段階で危険が潜んでいます。
また、スマートフォンのアプリストアにも危険な変換ツールが多く存在し、これらは公式のストアではないため、犯罪者による悪意あるウェブサイトを防ぐ手段がないのが現状です。
ユーザーは、ブラウザに組み込まれたセキュリティ機能や常識に頼るしかなく、残念ながら多くの被害者は感染に気づくのが手遅れになるまで、つまりコンピュータがランサムウェアに感染したり、個人情報が盗まれたりするまで気づかないのが現実です。
このような状況を受けて、ユーザーはより慎重に行動し、信頼できるツールを選ぶことが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/948a7830b5fb1b8edc480537044c2de8fcf7731f