銅価格が過去最高値に接近しており、ビットコインとの相関関係が再注目されています。主な要因はトランプ氏の貿易政策によるもので、今後の動向には注意が必要です。
特に、銅は長年にわたり信頼できる経済指標として認識されており、かつてはビットコイン(BTC)と強い相関関係を持っていました。
最近のデータによれば、銅の価格は年初来で12%も上昇し、現在は1ポンドあたり5.10ドル(約760円)に達しています。
この上昇は、ドナルド・トランプ元大統領の貿易政策に起因しているとされ、米国経済や世界経済にリスクをもたらしているとの見解が示されています。
特に、トランプ氏の貿易関税が不確実性を生み出し、それが銅価格を押し上げているというのがINGのアナリストの見解です。
彼らは、今後数カ月間は関税に関するニュースが銅価格の動向に影響を与えるだろうと予測しています。
また、銅と豪ドルの相関関係が歴史的に高いことも指摘されていますが、現在の銅価格上昇は関税に起因するものであるため、通常の相関関係が機能していない可能性があります。
ビットコインが値上がりした年には銅金レシオ(copper-gold ratio)が急騰する傾向があり、現在この比率も上昇していますが、銅価格の急騰が必ずしもビットコインにとって強気要因であるとは限らないため、慎重な判断が求められます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bb787665d6a3c9185edac2a2bef1e94b8f254af4
銅価格の上昇とビットコインの関係についてのコメントでは、物価や材料の値上がりが続く中で、銅の価格が右肩上がりであることが強調されていました。
特に、VVFが三倍になったことや、万博の影響でCVが入らないことが、値上がり交渉を難しくしているとの意見がありました。
また、暗号資産は日常生活には必須ではないため、余剰資金がなくなると購入が難しくなるという指摘もありました。
ボラティリティが大きい暗号資産の将来の価値について疑問を持つ声が多く、特に「10倍、20倍になるのか?」という懸念が見受けられました。
さらに、銅管や給湯器の売却で以前よりも高く買い取られることに喜びを感じるコメントもあり、銅の価値が上がっていることが実感されているようです。
一方で、ビットコインの価格が半値以下に暴落した際、銅はそのようなことがないと指摘する意見もあり、安定性の違いが浮き彫りになっていました。
全体的に、銅価格の上昇がビットコインの市場にどのような影響を与えるのか、さまざまな視点からの意見が寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
物価と同様、材料も値上げして下がる事はまずない。
暗号資産は基本的に日常生活に必要ではないため、手元の余剰資金がなくなれば買いづらくなる。
給湯器や銅管を売りに行くと明らかに以前より高く買い取ってくれる。
デジタルゴールドって金よりも価値があるとか言ってなかった?
ビットコインが半値以下に暴落しても、銅が半値以下になったと聞いたことがない。