中国の婚姻数減少と少子高齢化の現状

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中国の婚姻数が減少し、少子高齢化が進む中、幼稚園が養老院に変わる事例も。若者の結婚意欲低下が問題視され、政府は結婚手続きの簡略化を進めています。

要約すると中国では、2023年の婚姻件数が前年比で20%減少し、過去最低の水準に達しました。

この背景には、急速な少子高齢化が進行していることがあります。

浙江省金華市にある養老施設は、かつて幼稚園として利用されていた建物をリフォームして運営されています。

かつては300人近くの子どもが通っていたこの幼稚園も、2023年には120人ほどにまで減少し、経営が厳しくなっているのです。

養老施設のオーナーは、民営の幼稚園が生き残るための方法を模索していると語ります。

中国では1949年の建国以来、初めて3年連続で人口が減少しており、低出生率に伴う「産科の冬」が懸念されています。

婚姻数の減少に危機感を抱く親たちは、公園で子どもたちの結婚相手を探すための「代理見合い」を行っていますが、若者たちは結婚に対して興味を示さない傾向が強まっています。

大学生や社会人の意見からは、結婚よりも自由を重視する姿勢が見受けられます。

このような状況を受けて、中国政府は結婚手続きを簡略化する改正案を可決し、男女の同意のみで結婚できるようにする方針を打ち出しました。

少子化問題に対する解決策が急務となっている中国社会の現状を、この記事は詳しく伝えています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/169b1688964c37381d5bd5469e226c49b5f27ab1

ネットのコメント

中国の婚姻数減少や少子高齢化に関するコメントは、経済的な要因や社会的な変化が大きく影響しているという見解が多かったです。

特に、デフレに突入した中国では、若者の失業率が20%を超える状況が続き、結婚をためらう要因となっているとの意見がありました。

さらに、出生数が急激に減少したことも、将来の労働市場に影響を与えると指摘されていました。

一方で、日本の状況も取り上げられ、少子化や高齢化が進む中で、特に若者の結婚に対する意識が変化していることが報告されていました。

日本では、経済的な理由から結婚を控える傾向が強い一方、中国では自分のためにお金を使いたいという意識が影響しているとの意見もありました。

また、少子高齢化が進む中で、各国の政策や社会の変化がどのように影響を及ぼすのかに関心が寄せられていました。

全体として、経済状況や社会の変化が婚姻数や出生率に大きな影響を与えているという認識が広がっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 中国は不動産バブルの崩壊により、デフレに突入しています。

  • 出生数が急激に減少したのは2010年代に入ってからなので、これから社会に出る若者はまだまだ「ベビーブーム世代」と言えます。

  • 少子高齢化に関しては日本は25年後には人口9500万人、高齢化率40%と世界に類をみない超高齢化が予測されています。

  • 状況は同じなのに、面白いことに中国人はお金を自分ために使いたいから結婚しないのに対して、日本人はお金が無いから結婚しないことかな。

  • 子どもが出来たら2人で分けるどころではない1LDKでは新婚さんは過ごせても子ども出来たら退去でしょ。

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