シベリア抑留体験を次世代へ伝える舞鶴のフォーラム

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舞鶴市がシベリア抑留体験を次世代に伝えるフォーラムを開催。99歳の西倉勝さんが体験談を語り、VR技術を用いた継承の取り組みも紹介された。

要約すると2023年10月23日、京都府舞鶴市が主催するフォーラムが東京都内で開催され、シベリア抑留の体験を語る場となった。

特に注目を集めたのは、99歳の西倉勝さんで、彼は戦後80年が経過する中で、若い世代にこの歴史を伝えていく重要性を訴えた。

西倉さんは、新潟県出身で、約3年間にわたりシベリアでの抑留生活を強いられた経験を持つ。

彼はその体験を振り返り、「収容所は地獄のような場所で、マイナス20度の寒さの中、渡されたのは毛布1枚だけ、食事は酸っぱい黒パンしかなかった」と語った。

また、仲間を亡くした際には、シラカバの山に埋葬したことも明かした。

このフォーラムでは、VR(仮想現実)技術を使った新たな取り組みも紹介され、抑留の実態を疑似体験することで、参加者がその歴史をより深く理解できるように工夫されている。

西倉さんは「私に代わって、若い世代がこの経験を伝えてほしい」と強調し、次世代への歴史の継承の必要性を訴えた。

こうした取り組みは、シベリア抑留の記憶を風化させないための重要な一歩となるだろう。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/667b1da578ea038a8f65667322be78932364a4c2

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