アジラとNTT東日本が提携し、AIによる防犯カメラ映像解析サービス「MIMAMORI AI」を開始。異常行動をリアルタイムで検知し、未然防止を目指す。
要約すると株式会社アジラ、NTT東日本、NTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)の3社が提携し、NTT東日本は新たに「MIMAMORI AI」という防犯カメラ映像解析サービスを提供開始しました。
このサービスは、クラウド上のAIが防犯カメラの映像をリアルタイムで解析し、異常行動を自動的に検知する機能を持っています。
具体的には、NTT東日本が2016年から提供しているクラウド型防犯カメラ「ギガらくカメラ」のオプションとして機能し、従来の映像記録に加え、異常行動を早期に発見することが可能になります。
映像解析技術はアジラが開発したもので、特に「骨格推定方式」を用いて人の動きや姿勢を解析し、転倒や不審行動を認識します。
この技術により、警備員に即時通報が行えるため、トラブルの未然防止が期待されています。
さらに、導入が比較的簡単で、月額1.5万円程度から利用可能というのも大きな特徴です。
MIMAMORI AIは防犯だけでなく、来場者の属性や人数を把握するマーケティング機能も提供予定で、エスカレーターの事故や無人営業のコインランドリーでの迷惑行為の検知など、さまざまな利用シーンが想定されています。
料金プランには、異常行動の検知ができるスタンダードプランや、人数カウント機能が追加できるセキュリティ強化機能があり、初期設定工事費用も発生します。
これにより、企業や店舗はより安全な環境を実現できることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/482d3e722691907210e7d0fecbe1ef43ca6f3f36