日本郵政キャピタルが越境ECの課題を解決するSAZOに出資。AI技術を駆使し、簡単に海外商品を購入できる新サービスを提供。
要約すると日本郵政キャピタルは、AI技術を活用して越境EC市場の課題を解決するスタートアップ、SAZOのシリーズAラウンドにリード投資家として出資したことを発表しました。
SAZOは、一般的なショッピングサイトと同様の体験を提供する新しいオンラインショッピングサービスを運営しており、海外ECサイトで販売されている商品を簡単に購入できる仕組みを整えています。
従来の購入代行サービスでは、購入希望の商品に関する情報をユーザー自身が調べてフォームに入力し、商品の確保や支払い金額の確定までに複数のチャットを通じたやりとりが必要でしたが、SAZOでは、購入したい商品のURLを入力するだけで、AIが瞬時に為替、関税、配送料、手数料などの情報を判断し、商品の購入にかかる総額を表示します。
これにより、ユーザーは一般的なショッピングサイトと同じ流れで商品を購入することが可能になります。
この出資に関して、日本郵政キャピタルの投資部門ディレクターである長田次弘氏は、SAZOが越境EC市場で抱える「言語」「情報入手性」「決済手段」「発送方法」「関税や送料の支払い」といった課題をAI技術で革新し、画期的な顧客体験を提供する企業であると評価しています。
また、資金調達を通じて、日本郵政グループの国内外のネットワークを活用し、SAZOとの協業によってより多くの顧客にこの新しいサービスを届けたいと述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/58efce02f7ec5658c4b66c59637793e840f5bf04