NECがAI Vector Searchを導入しサポート業務を効率化

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NECが「Oracle Database」の「AI Vector Search」を採用し、生成AIでサポート業務の効率化を目指す。問い合わせ対応時間を20%以上短縮する見込み。

要約するとNECは2023年3月24日、サポート業務の効率化を目的に「Oracle Database」の新機能「AI Vector Search」を採用すると発表しました。

この機能は、生成AIを活用して問い合わせ対応の時間を短縮することを目指しています。

実証実験では、顧客からの新規問い合わせの多くが過去の問い合わせと類似していることがわかりましたが、膨大なデータの中から類似の問い合わせを見つけるのには時間がかかるという課題がありました。

そこで、NECは「Oracle Database 23ai」のAI Vector Searchを利用し、検索拡張生成(RAG)を用いた生成AIをサポート業務に適用することにしました。

この実証実験の結果、生成AIによって作成された回答案は、引用元の問い合わせを特定することができたため、調査時間を大幅に短縮できることが明らかになりました。

具体的には、調査を含む問い合わせ対応時間を20%以上短縮できる見込みです。

この成果を受けて、NECはNEORC(NECオラクル・レスポンス・センター)のサポート業務システムにおいてAI Vector Searchを正式に採用することを決定しました。

2025年9月には本稼働を予定しており、これによりNECは顧客対応の迅速化を図るとともに、業務の効率化を実現することが期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/73f331da9a44973e52e65310c3858252239199f9

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