ニューヨーク州の高校バスケ監督が選手の髪を引っ張った問題で解雇。学区は行動を容認せず、謝罪も行われた。
この事件は、3月21日に行われた選手権大会で起こり、監督のジム・ズーロ氏は、選手に対して怒りを爆発させ、髪を引っ張る様子が映像に捉えられました。
動画には、監督の行動を見た他の選手が間に入ってかばう場面もあり、緊迫した状況が映し出されています。
ノースビル中央学区は22日に声明を発表し、ズーロ氏が今後コーチを務めることはないと明言しました。
声明では、監督にはプロ意識やスポーツ精神、学生アスリートへの敬意が求められ、このような行動は決して容認されないと強調されました。
学区は、アスリートやその家族、コミュニティが求める敬意と誠実を守るために尽力すると述べています。
解雇されたズーロ氏は、試合後に選手が自分を罵ったために感情的になったと説明し、23日に謝罪の声明を発表しました。
「監督として、選手に手を出すことは決して許されない」と反省の意を示し、あの瞬間をやり直せたらと悔いる気持ちを表明しました。
一方、学区はこの問題を深刻に受け止め、影響を受けた選手やその家族に対するサポートを提供する意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ff2086c2f456ccd5db7125eb0b292c41657d514
高校バスケの監督が不適切な行動を取ったことが解雇につながったニュースに対して、ネット上のコメントでは様々な意見が寄せられました。
多くの人々が、監督の行動が選手に与える影響や、教育者としての責任について考察していました。
特に、暴力行為は決して許されるものではないという意見が強く、指導者としての立場を利用してはいけないという声が多く上がりました。
コメントの中には、監督が年齢を重ねるにつれて感情のコントロールができなくなったのではないかという指摘もあり、教育現場における指導者の役割や、その重要性が再認識されるべきだという意見が見受けられました。
また、過去の経験を振り返り、同様の行動に対する抗議をしたことを語る人もおり、時代による価値観の変化に気づく必要性が強調されていました。
全体として、選手に対する愛情や教育的配慮が重要であり、暴力に頼ることは教育者としての資質に欠けるとの意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
映像を見たけど一切の戸惑い無く、女性選手のポニーテールを引っ張っていた。
髪を引っ張られる前からこの女の子は泣いてるね。
学生のころ、同じチームの選手の髪を同じように引っ張った先生に抗議したことがある。
時代による価値観の違いに気付かないと絶滅する。
これが日本の男子高校生への暴力だったら、「怒られるにはそれだけの理由がある」とか。