コインブックがBACKSEATに全株式を取得され、新経営体制に移行。社名やブランド名も変更予定で、経営陣が刷新される。
要約すると国内の暗号資産取引所コインブックが、BACKSEATによる全株式取得により新しい経営体制に移行することが発表された。
これにより、コインブック社はBACKSEATの完全子会社となり、社名は「株式会社coinbook」から「BACKSEAT暗号資産交換業株式会社」へと変更される。
新しい株主であるBACKSEATは2024年に設立された国内企業で、これに伴い取引所のブランド名も「coinbook」から「BACKSEAT」へと変更される予定だ。
新たな経営体制では、BACKSEATの代表取締役社長である林政泰氏がコインブック社の代表取締役会長に就任し、代表取締役社長には前田慶次氏が就くことが決定された。
林氏は、SMBC日興証券やSBIインベストメントでの経験を持ち、ユニコーン企業への投資に関与してきた実績がある。
また、前田氏はIT企業からSBIグループでの多様な役職を経て、暗号資産関連の業務に従事してきた経歴を持つ。
監査役には、bitFlyerの元社長であり、日本暗号資産等取引業協会の元会長である三根公博氏が就任する。
三根氏は、松井証券やマネックス証券でコンプライアンス業務を担当してきた。
コインブックは、2023年3月に国内で4例目となるIEO「Nippon Idol Token(NIDT)」の販売をDMM Bitcoinと同時に実施しており、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dddc7b74ec77b863911e798c9cba45b2b55f4564