トランプ大統領の企業がCrypto.comと提携し、暗号資産を組み込んだETFを年内に展開予定です。この新ETFは多様な業種の証券も含む計画です。
この提携は拘束力のない合意書に基づき、TMTGの金融サービスブランド「トゥルースドットファイ(Truth.Fi)」を通じてETFが提供される予定です。
新たに構成されるETFには、ビットコイン(BTC)やクリプトドットコムの独自トークンであるクロノス(CRO)を含む暗号資産が組み込まれるほか、エネルギー産業を中心に「メイドインアメリカ(Made in America)」をテーマとした多様な業種の証券も含まれるとのことです。
このETFは、クリプトドットコムの証券仲介子会社フォリスキャピタルUS(Foris Capital US)を通じて提供され、基盤技術や資産の保管、暗号資産の供給はクリプトドットコムが担当します。
なお、ETFの展開はTMTGとクリプトドットコムによる正式契約の締結および規制当局の承認が前提であり、米国、ヨーロッパ、アジアなどの国際市場での提供が想定されています。
また、TMTGはトランプ元大統領が運営するソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルースソーシャル(Truth Social)」や動画配信プラットフォーム「トゥルース+(Truth+)」の運営企業であり、今年2月にはカスタマイズされたETFと個別管理口座(SMA)の立ち上げに関連するブランド名の商標登録を申請したことも発表しています。
これにより、暗号資産市場における新たな動きが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/419d427e92e109be3acd9a190d4f25cdbd36443e