コインベースがデリビットの買収交渉を進めており、ドバイ当局に通知した。デリビットは40億ドルから50億ドルの評価額を持ち、UAEでの取引提供を計画中。
要約すると米大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)の買収に向けた交渉を進めているとの報道がありました。
これは、ブルームバーグが3月22日に伝えたもので、関係者の話によると、デリビットはドバイ首長国でライセンスを保有しており、両社はこの買収協議について地域の規制当局に通知済みとのことです。
買収が成立すれば、デリビットのライセンスはコインベースに引き継がれる見込みです。
デリビットの企業評価額は、2023年1月時点で40億ドルから50億ドルとされており、相当な規模の取引所であることが伺えます。
また、デリビットは2024年11月29日からアラブ首長国連邦(UAE)で現物およびデリバティブ取引の提供を開始し、すべての業務をドバイ法人であるデリビットFZEに移行する計画を発表しています。
実際、同社の取引サービスは2023年1月1日からUAEで提供されており、ドバイの規制当局であるドバイ暗号資産規制機関(VARA)から正式に認可を受けています。
この動きは、コインベースが国際的な市場での競争力を高めるための重要なステップと考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fa24aa786f428726e822c0fba1a787fe126f3204